【敷金返還交渉】第三話 敷金返還少額訴訟を起こすと脅した話

裁判

こんにちわ

今回は不動産管理会社から送られてきた見積もりをもとに不動産会社に修繕費を減額してもらう交渉をした話です。

前回までの話は「敷金返還交渉体験談」カテゴリからご覧ください。

スポンサーリンク

減額交渉のやり取り

これから本格的に交渉が始まるので訴訟に移行したときのためにも証拠となるようにメールでのやり取りをすることにしました。

不動産管理会社とのメールのやり取りの内容

僕が不動産管理会社に送ったメールの内容
お世話になります。○○ハイツ105号室に入居していた慎です。
敷金返還明細書を確認したところ、当方は到底納得いかない内容となっています。
ペットを飼っているというだけで塗装費用全体の25%の負担というのは到底納得いきません。
そもそも、かなり気を使ってペットを飼っていて、負担金はほぼかからないと当方は考えておりました。
犬と関係ない場所の修繕についても負担があり、どうも納得しがたいと思っています。
クリーニング費用の件ですが妻とも確認したのですが、契約時に通常使用の清掃はかからないことを私が確か男性の担当者に確認した記憶があります。
特約の存在を知ったのは先日の電話ではじめてのことです。
私どもの認識ではタバコのヤニで汚れた部屋の壁紙の修繕の実費の25%を負担する程度ですむと考えていました。
また壁紙の修繕の面積ちょっと広すぎるのではないかと考えています。
それと洗濯機の1000円程度の部品を自分で買って付けるだけすむような箇所の修繕に6500円の請求とは費用が掛かりすぎではないですか?
妻は自分で部品を買ってつけにいってもいいといっています。
国が策定しているというガイドラインも調べましたが、かなり、その基準とのかい離があると思われるので消費者センターや、法律の専門家の相談をうけてから敷金の見積もりについてお話ししたいと考えています。
私どもの認識ではタバコのヤニで汚れた部屋の壁紙の修繕の実費の25%を負担する程度ですむと考えていました。
壁紙の修繕の面積ちょっと広すぎるのではないかと考えています。
その件ご了承ください。

不動産会社からの返答
ご連絡頂いた件、承知致しました。
ご連絡お待ちしております。こちらでも、見積り内容を再度吟味させていただきます。
一応、見積もりを再度吟味するようだ。
だが、信頼はできない。

内装工事中の退去した部屋の写真を撮った。

少額訴訟を視野に入れ始めていたため、証拠として部屋の汚れの写真を収めておきたかった。前回、最初に敷金の見積もりを請求した時、部屋の状態を見たいからまだ清掃工事はとめておいてくれとお願いしていた(金曜日)ので火曜日に紛失していた洗濯機の排水ノズルをつけるついでに埼玉から東京の旧宅へ赴いた。

火曜日午前9時、不動産屋が営業をはじめてすぐに「○○ハイツ105号室に入りたい」と電話で伝えた。すると、担当の田中がもう、業者が入って内装工事を始めているというではないか。

金曜日の夕方に敷金に納得いかないので工事は始めないでくれと伝えたはずが何の連絡もなしに工事を始めている。土曜日曜月曜と三連休だったためすぐ工事はされないと思っていたが甘かった。

こちらに、証拠写真など取らせないためだろうか。

ただ、工事は始まったばかりで、業者に連絡して部屋の中に入ってよいといわれたので急いで東京へ向かった。

部屋につくと、塗装業のおじさんが作業をしていて、二階のペンキは塗り終えていてクロス張替作業をするところだった。

部屋にはいって不動産管理会社に電話をして物件の汚れを見ながら担当の田中と一つ一つ確認した。

管理会社との電話での会話

扉すべての塗装をするみたいだけど、玄関の扉も塗装するみたいだけど全然よごれてないんだけど?


いや、下のほうに汚れがあります。それとドアノブ付近も汚れています。


玄関扉

(普通に使ってたら少しは汚れるだろうし、水拭きタオルで拭き取れば落ちる程度の汚れじゃないか…。いちいち、こんな程度の汚れをすべて塗装しなおしてるのか…)
メールでも書いたけど、ペット飼育と関係ない箇所まで25%負担になってるのはおかしくないか?トイプードルは毛も抜けないし、トイレもきちんとさせていたしかなり気を使って飼育していましたよ。それで建物全体の工事費の25%負担というのは納得いかないですよ。


修繕個所が多くてすべての箇所を計算して金額を出した場合全体の25%にして計算した金額より大きな金額になってしまうので、借主様にとっては工事費全額に対して25%の計算方法のほうが安くなっていますよ。


今部屋を見た限り、そんなに修繕を負担する箇所があるようには思えません。通常の使用で発生した汚れ、劣化などの負担は賃料としてお支払いした金額で貸主が修繕するものだと思います。
とにかく、当方の考えと御社の考えには大きなかい離があると思うので少額訴訟を視野に入れ始めています。少額訴訟なら短期間で決着がつきますし、敷金を返さない理由としての修繕費用の証明はそちらの負担になるので簡単にできると思いますしね。ください!


そうですか。それなら裁判所に提出する書類をこちらにも郵送で送ってください。それを見てこちらも大家さんと交渉できますから。


(争う相手方にこちらの手の内をさらせというのか?こちらが不利になるだけじゃないか?)
裁判所に訴えたら訴状がそちらに届くと思いますのでそれを見てください。
ただ、こちらも訴訟なんてしたくないんで修繕個所の写真をメールで送ってください、納得できる個所は支払いたいと思っています。それとクリーニング費用負担の特約ですが、『国土交通省の原状回復についてのガイドライン』によると特約は無効じゃないかと考えています。


写真のほうはメールで用意でき次第送らせてもらいます。


このようにやり取りを終え、宣戦布告を終えた。

洗濯機の排水ノズルの取付の問題

洗濯機の排水ノズルは引っ越し先で使っていたものを持って行ったが、内装業者に取り付けたあと確認したところサイズが合っていないといわれてやり直しさせられた。

後日、ホームセンターでサイズに合うものを購入して取付に行った。わざわざ埼玉から東京まで二回も行く羽目になったのである。

それで6500円の修繕費が減らせるのだが、交通費や手間を考えたらそこまでする必要はなかったかもしれない。そもそも、洗濯機の排水ノズルは消耗品扱いで電球などと一緒の扱いらしい。その取り換えに6500円の請求をしてくる相手がおかしいのだ。


次回はは訴訟準備で判例や国土交通省の原状回復ガイドラインなど調べた話です。
http://live-strong.info/small-claims-of-deposit-refund-claims-litigation