【敷金返還交渉完結】第七話 不動産管理会社と交渉成立<後編> 

敷金返還交渉成立

敷金返還交渉体験談・第七話です。

前回までの話は「敷金返還交渉体験談」カテゴリからご覧ください。

今回は交渉も大詰めを迎えます。

少額訴訟の可能性は大家の態度が軟化していたため少ないとみていました。

ですが、こちらも無理な要求をすれば訴訟に移行する可能性もあります。

判例でも和解を促される事例がおおく、結局修繕負担金0円というのはないわけで現実的には10万円くらいの負担は甘受しないといけないと考えた。

結局、若干強気の7万円の負担を主張することした。

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不動産管理会社との敷金返還交渉決着!!

大家からの金額提示要求

お世話になっております。

先日、お電話にて奥様とお話しをさせていただいたのですが、今回の退室後の原状回復費用に関しまして、オーナー側では金額を提示してもらえれば検討をしますと言っております。
オーナー様にご相談をさせて頂きますので、慎様側でお支払いいただける金額をお知らせ下さい。

なお、メールにてお送り致しました資料は、慎様が部屋の修繕個所の写真と平米数を確認してから金額を考えたいとのことでしたのでお送りしたものです。今回の精算とは関係ないと考えて下さい。

何卒、宜しくお願い致します。

 こちらが負担できる金額を提示しろという。
手の内をかなり厳しめに修繕しない方向で考えると、負担金は3万円くらいを主張してもよいのだが、そういう判例は過去にあまりなかった。
妻には7万くらいなら払ってもいいだろうと伝えて、妻に見積を作ってもらった。
妻の出した見積
○○ハイツ105号室の慎の妻です。
送っていただいた資料を確認させていただきました。
次のナンバーのものについては、お支払をいしたいと考えています。

こちらが支払うことを認めた修繕カ所

・No.2修繕NO2

No.2の階段のしみについては、クリーニングで対応と考えています。


・No.16※1修繕NO.16

※1天井クロス、壁クロスは25%負担いたします。
それ以外の塗装につきましては、クリーニングで対応としていただきたいです。
新しい方が入るためには塗装もすべて行うかもしれませんが、こちらはグレードアップの部分は負担しなくてよいはずだからです。


 No.18修繕NO.18


No.20※2修繕NO.20

※2こちらは子供が出ないように市販の室内で使用する用のつっぱり棒を使用してできたものです。壁に直接つっぱり棒を取り付けたのではなく、きちんと使用方法通り、壁に専用のパッドを当てた上で使用しておりましたので、注意を払っていた点を考慮していただきたい気持ちもあります。


クリーニング費用半分負担※3

※3クリーニング費用につきましては、通常損耗であれば、借主の負担は無いと過去の裁判判例でも明らかになっていますが、ペットを飼っていたこと、9畳の洋室の塗装も考慮し、半分(37500円)負担しようと考えております。なお、ペットについては、トイプードルで毛は飛ばず、トリミングも定期的に行っておりました。


No.16 天井クロス 25% 4,152円
壁クロス   25% 6,528円
No.18,No,20については、該当の平米数は計算されていないと思いますので、
こちらで正確には金額が出せません。
いただいた計算メモのN0,18の付近に4.2㎡、No,20の付近に9.5㎡とあるかと思いますが、
こちらはほかの箇所も入っているかと思います。

お支払いできる金額ですが、7万円と考えています。
仮にNo.18,No,20を4.2㎡+9.5㎡として大幅に考えて計算したとしても、総額7万円を切ります。

追伸
経年劣化を6年経過で10%、5年だと25%で計算されているかと思いますが、
国土交通省のガイドラインでは、平成19年の税制改正により、1円まで償却できることになったとあり、本来は5年ですと20%を切ると思います。以上です。
お手数ですが、ご検討お願いいたします。

大家の回答

節約 慎様

お世話になっております。
慎様からの回答をオーナー様にご報告させて頂きました。

慎様ご提示の金額にてオーナー様に了承して頂きましたので、ご請求金額は70,000円(税込み)となりました。

敷金の返金が完了しましたら、ご連絡致します。

何卒、宜しくお願い致します。

振込確認

節約 慎様

お世話になっております。
ご入居いただいておりました○○ハイム105号室の、敷金返金が完了しましたのでお知らせ致します。
お預かりしておりました敷金(405,000円)から、70,000円を差引きました敷金返金分(335,000円)を、10月7日付にて慎様の口座へ返金させて頂きました。

ご確認の程、宜しくお願い致します

敷金返還交渉で修繕費負担減額を勝ち取った感想

最初に請求金額(235,575円 税込み)を見たときは結構頭にきた。

最初の請求から修繕費を7万円まで減額させて165,575円も利益がでたことになる。

自分がなにも知識がないからといって泣き寝入りしていたら、16万円ものお金を大家に奪い取られていたのです。

こんな理不尽が普通のこととしてまかり通ってるのが日本の賃貸不動産業界の実情なんでしょう。

そういうことにかなり憤りは感じました。

今まさに、大家から敷金を不当に奪われようとしている弱い立場の賃借人がネット検索してこの記事にたどりついて何か参考にしてくれればいいなと思います。

引っ越ししたばかりの僕と同じような状態でとにかく情報がほしいという人の役に立てればと思って敷金返還交渉体験記を書きあげました。

我々はスーパーでお肉が夕方は半額だだの、セールで卵が安いだのと、日々少ないお金を節約しています。そうしてためたお金が、不動産屋の雑な修繕費請求で不当に失われるのは本当に許せない行為であり、断固として戦うべきだと思います。